【繊研plus】

2015年7月23日
【繊研plus】 2015/7/22
http://www.senken.co.jp/news/management/local3/
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(以下、転用)
鹿から社会貢献

 兵庫県の山間部では農作物を荒らす鹿が悩みの種。頭数調整のため処分される鹿の有効活用は全国的な大きな課題でもある。神戸でファッション専門店を運営するメリケンヘッドクォーターズは地元の鹿の皮はもちろん、角、肉までまるごと再利用する循環の仕組みを作り上げている。

「社会貢献しているからといって、服としての品質やデザイン性が低いのは許せない」ので、物作りをとことん突き詰める。白シャツの襟裏が汚れたらインディゴで染め直すサービス(有料)には、使い捨てにせず、長く愛用してもらいたいとの思いを込める。

鹿肉料理専門のレストランも経営している。入舩社長は4月に発足した「兵庫県日本鹿推進ネットワーク」の団体役員にも選ばれた。鹿革の商品開発を進め、白なめしした鹿革をライニングに、染色堅牢度4の基準を満たすインディゴレザーを職人が手で裁断、手縫いしたシューズやバッグを出す。イタリアの合同展にも出展する予定。「日本の物作りや文化を武器に海外へ攻め上がりたい」と入舩社長。一歩ずつ夢に近づく。

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