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2021年6月4日

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繊研新聞 2021年6月3日付掲載

メリケンヘッドクォーターズ 阪急うめだ本店など
‘‘野生鹿‘‘切り口に常設店

神戸市でセレクトショップ「ハイカラブルバード」や飲食店などを運営するメリケンヘッドクォーターズ(入舩郁也社長)は、昨年秋に阪急うめだ本店8階に、今春に神戸阪急本館7階に長年にわたり課題解決に取り組み害獣(野生鹿)を有効活用したライフスタイル提案型の常設店を出店した。6月2~8日に博多阪急に期間限定店も展開する予定。
 同社は、地元である兵庫県で農林業の被害対策として処分され、ほとんど廃棄される野生のニホンジカの副産物の鹿肉、鹿皮、鹿角、鹿骨まで全て「ニホンジカまるごと1頭有効活用」による循環の仕組みを確立している。
 オリジナルブランド「ボガボガループライン」ではバッグや小物、シューズを鹿革で作ったり、シャツのボタンやジーンズのパッチに鹿革の端切れを使ったり、角もアクセサリーとして再利用したりしている。日本での物作りを守るため国内工場との取り組みも継続している。
 昨年秋には鹿骨の灰を釉薬に利用した陶器もラインナップに加えた。常設店ではオリジナルブランドを軸にセレクト品で構成。百貨店にはサステイナブル(持続可能)な取り組みを理解してくれる優良顧客も多く、新たな客層の開拓のチャンスだと位置づけている。
 3月末にオープンした神戸阪急のハイカラブルバードではコロナ禍で来店客数が少ないにもかかわらず、リピーターも増えてきた。地元の元町など20年以上運営する路面のセレクトショップとの相互送客も実現している。
 地元百貨店への出店を機に、4月末から神戸旧居留地にジビエ専門精肉店もオープン。以前から営業している鹿肉専門の飲食店「鹿鳴茶流 入舩」などの食の分野もあり、ファッション以外でのファン作りも成果を上げている。
 こうした垣根を超えた多彩なコンテンツは百貨店の新たな売場作りにとっても大きな役割を果たせるだろう。
(以上 繊研新聞2021年6月3日付転用)

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ご愛顧いただいておりますお客様はじめ関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
引き続き弊社取り組みにご理解ご協力よろしくお願い致します。

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【博多阪急】POP UP SHOP⠀
6月2日(水)〜8日(火)⠀
6階 ステージ6⠀

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このたび、当プロジェクト【ハイカラブルバード / 〜ih&blvd.】が博多阪急に登場します。⠀

今回は、“It’s My SUSTAINABLE LIFE”⠀
「見つけよう、”わたしらしい”サステナブル」、環境保全というキーワードのなか、弊社メリケンヘッドクォーターズが永年取り組んで参りましたジビエ振興事業の一端である当プロジェクト「ハイカラブルバード」を、福岡・博多にてご紹介させていただきます。⠀

農林業被害対策としてジビエ活用に取り組み、鹿皮、鹿角、鹿骨、鹿肉の全て「ニホンジカまるごと1頭有効活用」として、衣類、服飾雑貨、陶器などを展開。ファッション、自然資源、社会貢献、ひと、もの、世代を繋げる循環線としての役割を果たす。⠀
オリジナルブランド「boga boga Loopline @bogabogaloopline_official
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【ニホンジカまるごと1頭有効活用のパイオニア】⠀
MERICAN HEADQUARTERS CO.,LTD⠀







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